私は新卒で入社しました。就活はしていましたが、卒業後の進路がぎりぎりまで決まらない状況でした。精神的に疲れてしまっていて、実は本社が家から近いからという理由で入社試験を受けました(笑)
その時面接官だった人事課長がとてもいい方で、その人との出会いがあったから入社を決めたように思います。本当に、「縁があって」という感じですね。
狭山事業所に配属になる時もとても親身になってくださいました。おかげで今とても「イイ感じ」で働いています。

製造部工数管理グループに所属しています。製造部といっても私自身は直接製品を作るのではなく、部署全体をサポートする仕事のライン長をしています。
たとえば、その製品を作るのにどのくらいの時間がかかるか工数を計算して見積もりを出し、製造後にはその計算が合っていたかの照合を行います。また、きっちりと納期を守って製品を納品できるよう、誰が・いつ・何を作るかの原案も出します。その日にやらないといけない工程スケジュールを作り、あちこちに掲示するのも私の仕事です。その他、壊れたものの修理や用品の補充など、実際に製品を作るために必要なサポートはなんでもやりますね。

決して華やかではなく、むしろ地味な仕事ですが、自分のペースで働けてプライベートとの両立もできる恵まれた環境です。この時間までにこれを製造する、というように１日のルーティンが明確なので、安定した気持ちで過ごせるのがいいですね。
狭山工場はパートの女性従業員さんが多いのですが、皆さんまじめに仕事に取り組んでおられ、仕事仲間として、人生の先輩として、尊敬しています。パート従業員さんと社員の垣根が低く、いい人たちに囲まれてのびのびと働けていることに感謝しています。

学生時代は人前で話す機会が多かったので、人前で話すのは平気です。社内の品質向上大会の司会をしたら好評で、取引先の大企業のパーティでも司会をやらせていただきました。自分の経験や特技が発揮できて嬉しいですし、そういう場を与えてもらえたことがありがたいです。
振り返ると就活はつらいことも多かったですが、自分と向き合える貴重な機会です。他人の目や評価ではなく、自分が満足できるかどうかを大切にしてほしいと思います。